海外FXは、国内のFXよりも手続きがしやすいことから近年とくに人気が高まっています。
しかし、海外の業者を利用するためデメリットや難点も存在しています。
本記事では、これから海外FXを利用する人に向けてあらかじめ知っておきたいデメリットを包み隠さずにご紹介していきたいと思います。
国内FXと税区分が異なる
海外FXで得られた利益は、雑所得に区分されます。
雑所得では累進課税という仕組みが採用されているため、利益額が多ければ多いほど税率も高くなり計算も複雑になります。
国内FXでは申告分離課税なので所得に関係なく一律で約20%なので、割合だけでも大きく異なりますね。
累進課税は税率の内訳は以下の通りです。
20万円~195万円以下:15%(所得税5%、住民税10%)
195万円~330万円以下:20%(所得税10%、住民税10%)
330万円~695万円以下:30%(所得税20%、住民税10%)
695万円~900万円以下:33%(所得税23%、住民税10%)
900万円~1,800万円以下:43%(所得税33%、住民税10%)
1,800万円以下:50%(所得税40%、住民税10%)
こちらはあくまでも課税所得と税率の目安です。個人の職業や環境によって詳細は異なります。
会社選びに工夫しなければいけない
海外FXといっても、かなり数が多いので中には会社としての信用に欠ける業者もあります。
悪質な会社だと出金ができないなどのトラブルが発生することも。
ただし、悪質業者は国内にもあるのでどちらにせよ事前のリサーチが大切です。
特に新興業者や、やけに景気のいいフレーズばかり並べている業者には注意しましょう。
海外FXの場合、日本語対応している業者を選ぶようにするとよいでしょう。
出金に手間がかかる
トレードで利益を出しても、海外から出金するので方法によっては手間や時間がかかることもあります。
対応しているクレジットカード会社もFX業者によって異なるので、オンラインウォレットのアカウント作成をしておくなどの対策をしておくことをおすすめします。
まとめ:海外FXのデメリットを包み隠さずご紹介!
海外FXのデメリットについてご紹介いたしましたが、いかがでしたか?
・税金の区分が国内FXと異なる
・業者選びが大事
・出金の手間
などが、難点として挙げられます。
ただし海外FXには柔軟なトレードができたり、ボーナス付与されるなどのメリットもたくさんあります。
海外FXを始めるなら、メリットとデメリットの両面をしっておくとよいですね。